【青森市】銀行口座の引き出し。相続で慌てないための、生前整理

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身近な方が亡くなると、お葬式の費用や入院費の精算など、目先の支払いに追われてしまうものです。しかし、慌てて故人の預金に手を付けたり、自己判断で手続きを進めたりする前に、ぜひ最初に行っていただきたいことがあります。

それが「正確な財産調査」です。焦る気持ちを抑えて正しい順序を踏むことが、後々の思わぬトラブルを防ぐ一番の近道になります。

1. 悲しみの中でも、まず「一呼吸」:お金を動かすリスク

「故人の口座から故人にかかるお金を支払えばいい」と考えるのは自然なことですが、ここに大きな法律上の罠があります。

  • 「単純承認」の罠:相続の世界には、亡くなった方の財産を自分のために受け取ったり使ったりすると、「プラスの財産だけでなく、すべての借金も引き継ぎます」と認めたとみなされるルール(単純承認)があります。
  • 後からの借金発覚:お金に手をつけた後で多額の借金が見つかっても、「やっぱり相続放棄します」という選択ができなくなる深刻なリスクに直面します。
  • 生命保険や給付金の扱い:保険会社の担当者に勧められるまま「入院給付金」などを安易に受け取ってしまうと、それだけでも相続を認めたとみなされる原因になり得ます。

「○○代だから大丈夫だろう」という自己判断が、一番危険を招きます。お金を動かす前に、まずは「どれだけの財産や負債があるか」の全体像を把握することが鉄則です。

(相続放棄については裁判所のHPをご覧ください)

2. 見落としがちな「デジタル遺産」の調査

最近では、通帳が発行されない「ネット銀行」や、スマートフォンで完結する証券口座、各種キャッシュレス決済を利用されている高齢者の方も増えています。

  • 通帳や郵便物がないため、どこに口座があるか分からない
  • スマホのパスワードが不明で、ネット上の契約にたどり着けない

こうした「目に見えにくい財産」の全貌を把握するだけで、ご家族が何ヶ月も足止めを食らってしまうケースが少なくありません。

亡くなった親の銀行口座凍結と預金引き出しの注意点。相続放棄ができなくなるリスク(単純承認)や、遺産分割前の勝手な出金の法的問題。青森市の女性行政書士による、葬儀費用のための「預貯金仮払い制度」利用のアドバイス。

3. 口座凍結を防ぐ「生前対策」

①「代理人カード」の活用 親御さんが銀行で生前に手続きをしておくことで、ご家族が専用のカードを使って病院の費用の支払いなどをスムーズに行えるようになります。

② 財産の生前整理と全体像の共有 いざという時にどこに何があるか、家族間でスムーズに引き継げる導線を整えておくことが、残された子ども世代の負担を劇的に軽くします。

「自分たちだけで判断するのが不安な方へ」

すでに親が亡くなっていて、これから口座をどう動かしていいか分からない」 「実家に借金があるかもしれないと不安で、お金に手を付けられない」

そんなモヤモヤや切羽詰まった状況に直面したときこそ、一人で抱え込まずに専門家にご相談ください。正しいルートで、あなたとご家族の負担を最小限に抑えるサポートをいたします。

「何から手をつければいいか分からない」「きょうだいで揉めそう」とお悩みでしたら、まずは最初の30分相談で、我が家の全体像を整理してみませんか?
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