青森に戻るつもりがない50代の方へ。遠方にある実家、将来どうする?

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都市部にマイホームを持ち、地元に戻るつもりがない50代の方へ。遠く離れた実家の将来をどうするか、なんとなく不安を抱えていませんか?

自分たちは今の生活や家計を回すのに精一杯。一方で、親は「やっぱり子どもに実家を継いでほしい」と願っているのに対し、私たち子ども世代は「遠くの不動産なんて引き継いでも固定資産税や維持費を払いたくない」と感じている、そんな意見の食い違いが生まれていませんか?

また、親自身は「できれば最後まで住み慣れた自宅で暮らしたい、でも子どもには絶対に迷惑をかけたくない」と思っていても、具体的な対策がないまま時間だけが過ぎていくと、いざという時に次のような大きな負担が子どもに降りかかるかもしれません。

  • 遠方からの草刈りや定期的な管理に通う手間
  • 雪かきや、大雪による屋根の破損など豪雪地帯ならではのトラブル対応
  • 毎年支払い続ける固定資産税や、売れない不動産の維持費
  • いざ手放そうとした時に発生する、数百万単位の解体費や家財の処分費
  • さらに、実家だけでなく「お墓の管理や墓じまい」の問題までセットで重荷になってくるかもしれません。

そうなる前に、ではいつその方向性を決めるべきか。答えは、「親が元気で、実家にまだ普通に暮らせている今」です。

親が体調を崩したり、介護が必要になったりしてからでは、実家のことまで手が回りません。お互いに冷静な話し合いができるうちに、まずは「この実家を将来どう着地させるのか」という大枠のシナリオを考えておく必要があります。

実家の方向性を決めるための3つの選択肢

  • 「売却・現金化」の可能性を冷静に見極める 「とりあえず売ればいい」と簡単に言えないのが実家の難しいところです。立地が良く、かつ今の時代に合った需要のある建物であれば売却の道も考えられますが、昔ながらの大きすぎる家などは買い手がつきにくいのが現実です。まずは、その実家が本当に売れる条件を満たしているのかを客観的に調べておく必要があります。
  • 「解体して手放す」ための準備をする そのままでは買い手がつきにくいと分かっているなら、建物の解体費や家財の処分費にどれくらいのお金がかかるのか見積もりを出し、そのキャッシュをどこから捻出するか決めておく。
  • 「管理の限界」をあらかじめ共有する 遠く離れた実家を、自分が引き継いで管理する気はないという前提を、それとなくでも親の意識にすべり込ませておく。

私たち子ども世代には、自分たちの家庭や生活を守る責任があります。自分たちの暮らしを過度な負担で圧迫させないためにも、お互いが動けるうちに大枠のシナリオを作っておくことが一番の防衛策になります。

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