遺言書が不完全に!遺産漏れが起きる3つの盲点を行政書士が解説

「親が残してくれた遺言書があるから、もう手続きは安心だ」とお考えではないでしょうか?
実は、有効な遺言書があったとしても、記載されていない漏れた財産が見つかることで、結局は相続人全員で家族会議(遺産分割協議)をやり直す必要が生じ、手続きがストップしたり、親族間でトラブルに発展するケースが多いのです。
せっかく故人の想いが詰まった遺言書を無駄にしないために、相続・終活専門の行政書士である私が、遺産漏れが発生する3つの典型的なパターンとその対策、そして当事務所のサポート内容を解説します。

遺言書があっても油断できない!名義変更の途中で発覚する家族会議のやり直しを招く3大盲点

「その遺言書、すべての財産について記載しましたか?」

遺言書が残されていても、いざ手続きを進めようとした時に、「遺言書に記載されていない財産」が発覚することがあります。
これが「遺産漏れ」です。
なぜ、故人が意図しなかったはずの「不完全な状態」が生じてしまうのでしょうか。
主な原因は以下の2つです。

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1. 遺言書作成後に取得・増加した財産

遺言書を作成してから実際に相続が発生するまでには、数年から数十年かかることがあります。
その間に、被相続人(故人)が新たに取得した財産は、遺言書に記載されていないことになります。

✅典型例: 遺言書作成後に開設した新しい銀行口座、追加で購入した投資信託、あるいは実家の近くに購入した駐車場など。

⚠️結果: この漏れた財産については、相続人全員で集まり、遺産分割協議書を作成する必要が生じます。

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2. 名義や存在を遺言書に記載し忘れていた「隠れた財産」

特に高齢の方が作成した遺言書の場合、過去に作ったけど、放置していた名義や、普段使わない口座の存在を忘れてしまうことがあります。

✅典型例: 昔勤務していた会社名義の株式、ほとんど使っていない地方の信用金庫の口座、親から相続したまま名義変更していなかった山林など。

⚠️結果: 遺言書に書かれた通り、手続きを終えた後にこれが発覚すると、すでに合意が済んだ親族に再度協力を仰がなければならず、大きな負担と不信感に繋がります。

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遺言書を無駄にしないために!できる対策!

せっかく遺言書を作成しても、その後の手続きで遺産漏れが発生すれば、故人の「争いを避けてほしい」という願いは叶いません。

これを防ぐカギは、最初の財産調査と、将来的なトラブルに備えた文案作成にあります。これは、当事務所の最も得意とするところです。

遺産漏れを防ぎ、遺言書を有効に活用するために、相続・終活に特化した行政書士がサポートできる2つの重要な点をご紹介します。

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しっかりとした財産調査と「財産目録」作成による遺産漏れの防止

預金通帳や不動産権利証といった目に見える財産だけでなく、名寄せ帳(青森市の場合、青森市役所で取得します)による固定資産の全調査、金融機関への照会など、公的な手法を用いた徹底的な財産調査を行います。
これにより、漏れのない確実な財産目録を作成できます。
遺産漏れを防ぐには、まずこの正確な財産調査が不可欠です。

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2. 「先の先」を見据えた、状況変化に対応できる遺言文案作成技術

遺産漏れを防ぐためにしっかりと調査を行った上で、当事務所は、遺言書が将来的な状況変化や、起こりうるトラブルに確実に対応できるよう、先の先を見据えた文案を作成します。
これが、当事務所の特色でもあります。

✅将来の変更への対応: 遺言書作成後に財産が増減した場合や、相続人の変動があった場合など、将来の内容変更にも対応できるようあらゆるパターンを予測し、あらかじめ予備的な条項を盛り込みます。

✅完璧な財産特定: 不動産の地番や持分割合など、法的な名義変更や金融機関の手続きで一切の疑問が生じないよう、記載内容の正確性を徹底的に追求します。


当事務所は、正確な調査結果に基づき、将来起こりうる全ての可能性を織り込む文書作成を得意としています。

💡【プロの視点】💡
当事務所は、正確な調査結果に基づき、将来起こりうる全ての可能性を織り込む文書作成の専門家です。この「将来的なリスクを予測し対策を講じる視点」こそが、ご自身で作成された遺言書ではカバーしきれない、専門家に依頼する最大の価値となります。

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【まとめ】「争族」を避けるための、確実な遺言書作成のために

「遺産漏れ」は、家族間に不信感を生み、せっかくの遺言書を不完全にし、余計な時間と費用をかける最大の原因です。

遺言書は、「ただ書けばいい」というものではありません。

正確な財産調査と将来を見据えた専門家の文案作成をすることで、このリスクを限りなく最小限に抑え、遺産分割協議が不要となる可能性が極めて高い、有効な遺言書を作成することが可能です。

当事務所のような行政書士は、お客様の想いを反映し、「相続全体のリスクと全容を可視化」した上で、確実な遺言書作成をサポートします。

「家族に手間をかけさせたくない」「将来、争いが起こらないようにしたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

あなたの想いを実現し、円満な財産承継を成功に導く道筋をご提示いたします。

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