青森の雪道の譲り合い、人生の「早めのウィンカー」

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連日の雪、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今日は、黒石市にあるお稲荷様へ新年のご挨拶で参拝に向かいました。

真っ白に覆われた空港道路は、寒さを忘れるほど美しく、静寂に包まれていました。
こうして大好きな神社へ向かえる健康があり、待っていてくれる家族がいて、そして一つひとつのご縁を大切にしながら仕事ができる。そんな当たり前のようでいて、実は奇跡のような幸せを、雪景色の中で噛み締めていました。
もちろん、現実は厳しい冬の真っ只中。だからこそ、こうした小さな景色に救われる瞬間を大切にしたいと思うのです。

道中、心温まる出来事がありました。 合流道路で、見知らぬドライバーさんがわざわざ減速して、私を入れてくれたのです。 また、先日も、ご自身も大変な中、私の分の雪かきまで手伝ってくださいました。

雪国の冬は、厳しいです。 急いでスピードを出せばスリップして事故になるし、無理に割り込もうとすれば轍(わだち)にはまって対向車とぶつかる危険性が高まります。 時速を落とし、お互いに譲り合い、助け合わなければ、この冬を乗り切ることはできません。

この「雪道の運転」は、私が専門としている「終活」や「死後事務」の在り方と、どこか似ている気がします。

人生も、ギリギリになってから慌ててハンドルを切ろうとすると、思わぬトラブルに繋がることがあります。 まだ元気で、心にゆとりがあるうちに、「自分はどうしたいか」という早めのウィンカー(意思表示)を出しておく。 そして、周りの人とスペースを空け、譲り合いの心で準備を進めておく。

その「早めの合図」こそが、自分自身はもちろん、後に残されるご家族が道に迷わないための、一番の優しさになるのではないでしょうか。

私は、雪道を一歩ずつ丁寧に踏みしめて進むように、目の前の方の人生に寄り添い、共に歩む存在でありたいと思っています。

冬の厳しさの中で出会う人の温かさに感謝しながら、明日もまた、誠実に、一歩ずつ。