遺言書がないと、子どもが「あとで困る」4つのこと
親が元気なうちに「準備」がないと、残された家族が大変になることもあります。
親御さんのために「遺言書を書いてほしい」と考えている50代・60代の皆様へ。
当事務所は、ご両親の将来や、ご家族の安心を願う皆様の気持ちを大切にしています。
「遺言書はまだ早い」「うちは家族仲が良いから大丈夫」と、親御さんに言われることもあるでしょう。
しかし、親が元気なうちに「事前の準備」がない状態で、もしものことが起こると、残された子どもである皆様が、精神的にも時間的にも、大変な「4つの困りごと」に直面します。
【青森市】を中心に活動する行政書士が、遺言書がないと、あとでどれだけ手間と時間がかかるか、わかりやすくご説明します。
当事務所は、遺言書がないことで発生する親族間の「争い」と「面倒な手続き」を未然に防ぐ専門家です。
この4つの困りごとを解決するための最初の一歩をお手伝いします。
遺言書がないと子どもが「あとで困る」4つのこと
遺言書がない場合、財産を分けるためには、相続人全員の協力のもとで、手間のかかる手続きを漏れなく行う必要があります。
遺言書という「親の決めたルール」がないことが、すべてを複雑にする一因となります。
親族全員で「話し合い」が必要になる（遺産分割協議）
一番の困りごとは、親族全員が参加する「遺産分割の話し合い」です。
遺言書がないと、財産をどう分けるかについて、相続人全員の「全員一致の合意」が必要になります。
親族全員が忙しくても、集まって話し合いをし合意しなければその後の手続に勧めません。
特に、実家の土地や建物の価値を巡って、親族間で意見が対立すると、話し合いはなかなか終わりません。
たとえ仲が良い家族でも、お金が絡むと揉めることは珍しくありません。
話し合いがまとまらなければ、裁判所での手続きに移り、解決までに数年かかることもあり、時間とお金がかかります。
親の「本当の気持ち」がわからず、親族でケンカになる
二つ目の困りごとは、親の「本当の気持ち」がわからないために、親族間で感情的なケンカに発展してしまうこともあります。
遺言書がない場合、親が「誰に、何を、なぜ」遺したかったのかというメッセージが一切残りません。
その結果、「私は親の介護をしていたから、もっともらうべきだ」「実家を継ぐのは当然私だ」といった、お金の話だけでなく、感情的な主張がぶつかり合うこともあります。
この対立は、相続が終わった後も、兄弟姉妹の間に深い溝を残し、関係が元に戻らなくなることも多いのです。
遺言書は、財産を分けるためだけでなく、「争わないでほしい」という親からの最後の愛情のこもったメッセージとしての役割も持っています。
実家の「名義変更」がとても大変になる
三つ目の困りごとは、親名義の家や土地の名義変更（相続登記）が、とても面倒で大変になることです。
この名義変更は、先ほどの遺産分割の話し合いがまとまった後でないと実行できません。
手続きには、亡くなった親の生まれてから死亡までの全ての戸籍や、相続人全員の現在の戸籍、固定資産の評価額がわかる書類など、何十枚にも及ぶ公的な書類が必要になります。
これらの書類を集めて整理する作業は、専門的な知識が必要なため、一般の方が役所を何度も何度も往復し、不備を指摘されてやり直すという、一番大変な手間を強いられます。
この手間が一因で、名義変更が何十年も放置されるという問題も実際に起こっています。
親族全員の「署名と実印」が多数必要になる手間
四つ目は、不動産や銀行の解約の手続きの際に、親族全員の「署名と実印、印鑑証明書」が膨大に必要になることです。（相続登記についてはこちら）
遺言書がない場合、「遺産分割協議書」という書類を作り、相続人全員の印鑑と印鑑証明書が必要になります。
親族が遠方に住んでいる場合、書類を郵送して回収するだけで、手間と時間がかかります。
もし書類に少しでも間違いがあれば、もう一度全員に実印を押し直してもらう必要があり、手続きを進める人にとって、精神的な負担が非常に大きくなります。
この全員分の署名と実印を集める作業こそが、遺言書がないことで発生する最も面倒な事務作業の一つです。
「司令塔」が必要な状況か、客観的にアドバイスいたします。
【青森市対応】「あとで困る」ことを防ぐ当事務所のサポート
これらの「4つの困りごと」を未然に防ぎ、親御さんの思いをスムーズに、そして円満に実現するために、遺言書作成と手続きの専門家である当事務所がサポートいたします。
当事務所は、単に書類を作るだけでなく、将来の親族間のトラブルになりそうなリスクを事前に徹底的に調べ、「遺言書があっても揉める」といった最悪の事態を避けるための準備をします。
この専門的な事前調査こそが、当事務所の最大の強みです。
【お客様のニーズに合わせた専門サービス】
遺言書がないために発生する煩雑な手続きや、将来の不安を解消するため、当事務所は以下の専門サービスを提供しています。
- 遺言書作成サポート：親御様の意思を尊重し、家族間の争いを防ぐための「揉めない遺言書」の作成を代行します。
- 相続手続き代行サービス：すでに相続が発生してしまい、膨大な戸籍収集や名義変更でお困りの方に、面倒な事務作業をすべて代行します。
青森市を中心に、ご高齢の親御さんのご自宅や、入居されている施設へ当事務所が直接伺い、リラックスした環境でご相談いただけるよう配慮いたします。
面倒な戸籍集めや役場との連絡も全て当事務所が代わりに行い、親御様や皆様の負担は最小限に抑えます。
遺言書作成は、親御さんから子どもへの「最後の思いやり」です。
そして、その準備を促すことは、子どもから親への「最高の気遣い」であると当事務所は信じています。
「これから」の備えを整理しませんか？
終活は何から手を付けていいか迷いがちですが、全体像が見えるとやるべきことが明確になります。 安心した毎日を過ごすためのステップを、青森市での実務の流れに沿ってまとめました。
まとめ
ご家族の未来の平和のために、当事務が最初の一歩からしっかりとサポートいたします。
まずはそれぞれのサービス詳細をご確認ください。
- 揉めない準備のために： → 弊所の「遺言書作成サポート」詳細はこちら
- 発生した手続きでお困りの方へ： → 弊所の「相続手続き代行サービス」詳細はこちら
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