【何から書く?】エンディングノートの書き方|青森の行政書士が教える終活ガイド
「終活(しゅうかつ)」という言葉が広がり、ご自身の最期や、残される家族について考える方が増えています。
その第一歩として、最も手に取りやすいのが「エンディングノート」です。 しかし、いざノートを広げてペンを持つと、次のような不安で手が止まってしまう方は少なくありません。
- 「一体、何から書けばいいの?」
- 「これを書くだけで、本当に家族は困らない?」
- 「もし書き間違えたら、どうしよう……」
せっかく始めた終活で、不安を感じてしまうのはもったいないことです。
この記事では、青森市で多くの相続・終活をサポートする行政書士が、エンディングノートの書き方のコツを分かりやすく解説します。
「想い」を確実に「形」にして、今日から一歩、安心へのステップを進みましょう。
ステップ1: そもそもエンディングノートとは?役割と法的効力の有無

エンディングノートの活用法を誤らないために、まずはその本質を理解することが大切です。
エンディングノートと遺言書、何が違うの?
どちらも「亡くなった後のこと」を記すものですが、その役割はまったく異なります。一言でいうと、「想いを伝える」のがノート、「法的に決める」のが遺言書です。
■ エンディングノート:自由な「意思表示」
- 法的効力: ありません
- 内容: 自由(家族へのメッセージ、葬儀の希望など)
- 目的: 自分の情報の整理、家族の負担を減らすこと
- 方法: 形式は自由。市販のノートでもOKです
■ 遺言書:厳格な「法的手続き」
- 法的効力: あります(法律の形式を守る必要あり)
- 内容: 財産の分け方、認知など
- 目的: 争いやトラブルの予防
- 方法: 法律で決められた厳格なルールがあります
💡【重要ポイント!】
エンディングノートに「この家は長男に譲る」と書いても、法的な力はありません。それはあくまで「長男に渡してほしい」という家族へのお願い(希望)になります。
財産の分け方を法的に確定させて、将来のトラブルを確実に防ぎたい場合は、別途「遺言書」を作成する必要があります。
ノートに書くことで得られる3つのメリット

法的効力がないのに、なぜ書くの?
法的効力がないからといって、エンディングノートが無意味なわけではありません。むしろ、遺言書にはない「3つの大きなメリット」があります。
1. 家族の負担を劇的に減らせる
亡くなった後、家族は病院や役所の手続き、葬儀の手配などでパニックになりがちです。 「お父さんの意志はどこにあったの?」と迷うことも少なくありません。 連絡先や口座情報が1冊にまとまっているだけで、家族の事務的・精神的な負担は驚くほど軽くなります。
2. 自分の意思が整理できる
財産や医療、介護の希望を「書く」ことで、自分でも気づかなかった考えが明確になります。 これは、将来的に「遺言書」や「任意後見」を検討する際の、もっとも大切な土台になります。
3. 家族へ「感謝」を伝えられる
法的な書類(遺言書)には書けない、日頃の感謝や愛情を自由に書き残せます。 あなたが伝えたかったメッセージは、残された家族にとって、お金には代えられない一生の心の支えになります。
ステップ2: 実践!記入すべき3つの最重要項目

「何から書く?」迷ったらこの3つから!
エンディングノートにはたくさんの項目がありますが、まずは「家族がすぐに困ること」から優先して埋めていきましょう。
1. 医療・介護の意思(家族の「迷い」をなくす)
意識がなくなったとき、家族が最も苦しむのは「延命治療をするか、しないか」の「命の決断」です。あなたの意思を書いておくことが、家族への最大の配慮になり、もし何も決めていない場合、とっさの判断を迫られたあげく家族が決めなければならず、どちらを選んだとしても後々まで辛く苦しい想いを引きずる方も少なくありません。
※延命治療については、日本ではまだ法整備が整っていません。どちらを選ぶにせよ、選ぶための前提知識がないと苦心してしまいます。かかりつけのお医者さんなど、医療従事者に実際の現場の声を聞いてみることも良いでしょう。
- 延命治療: 「望むか」「望まないか」をはっきりと。
- 介護の希望: 自宅がいいか、施設がいいか、誰に頼みたいか。
- 病院の情報: かかりつけ医、アレルギー、服用中の薬のリスト。
2. 財産リスト(手続きの「時間」を短縮する)
相続手続きで一番時間がかかるのが「財産の調査」です。銀行名がわかるだけでも、家族の負担は劇的に減ります。
- 預貯金: 銀行名・支店名・口座番号。「通帳の保管場所」が最重要です。
- 保険: 保険会社名と証券番号。
- 不動産: 所在地と「権利証(登記識別情報)」の保管場所。
- 貸金庫: 契約銀行と、鍵・カードの保管場所。
3. 葬儀・埋葬の希望(「すぐ」判断が必要なこと)
葬儀は亡くなって数時間で判断を迫られます。親戚や友人の連絡先は、本人にしかわからないことが多い情報です。
- 葬儀のスタイル: 家族葬か、一般葬か。呼びたい人のリスト。
- 遺影写真: 「これを使ってほしい」という写真の指定。
- 埋葬: お墓の場所、または納骨堂や樹木葬などの希望。
青森の相続・終活。「何から?」
の迷いを終わらせる一歩を。
ステップ3: エンディングノートを「実効性」のあるものにする

エンディングノートは「気持ち」と「情報」の整理には最適ですが、それだけではあなたの「想い」が確実に実現されない可能性があります。 特に財産や死後の手続きには、法的な根拠が必要です。
ノートを「入り口」にして、次のステップへ進むことで安心感はさらに高まります。
1. 財産の分け方を決める「遺言書」
ノートには「財産を誰に渡すか」という法的効力はありません。 「家族の間で分け方を揉めてほしくない」「特定の人に財産を継がせたい」という場合は、遺言書の作成が不可欠です。 ノートに書いた財産リストは、遺言書を作るための最高の「土台」になります。
2. 死後の手続きを任せる「死後事務委任契約」
「葬儀の手配」や「未払いの入院費精算」「賃貸物件の解約」などは、法律上の権限がないとスムーズに進まないことがあります。 おひとりさまの方や、家族に負担をかけたくない方は、あらかじめ行政書士などの専門家と「死後事務委任契約」を結んでおくことで、希望を確実に実行できます。
3. 将来の「判断能力」に備える「任意後見契約」
認知症などで判断能力が低下した際、あなたに代わって財産管理や介護施設の契約を行うための法的な根拠が「任意後見契約」です。 ノートに「この人に助けてほしい」と書くだけでは、残念ながら公的な手続きは行えません。元気なうちに契約を結んでおくことが、自分らしい生活を守ることに繋がります。
こちらも併せてご覧ください(「口約束」は危険!死後事務委任契約で安心を。)
青森の相続・終活。「何から?」
の迷いを終わらせる一歩を。
まとめ:エンディングノートは「終活の入り口」として活用しよう
エンディングノートは、あなたの人生を振り返り、家族への愛情を伝え、情報を整理するための素晴らしいツールです。しかし、それだけでは「争族の予防」や「死後事務の確実な実行」という大切な部分をカバーできません。
専門家があなたの「想い」を「法的な効力」に変えるサポートをします
エンディングノートに書いたあなたの「想い」や「希望」。 私たち行政書士は、その想いを確実に実現させるための「法的効力」を持たせるお手伝いをしています。
- 「エンディングノートを書いたけれど、これで大丈夫かな?」
- 「家族のために、財産の分け方をしっかり決めておきたい」
- 「自分の死後、誰にも迷惑をかけずに手続きを終えたい」
そんな不安やご希望に、青森の街の法律家として誠実に寄り添います。
遺言書の作成、任意後見、死後事務委任など、あなたの状況に合わせた最適な形をご提案します。 終活は「不安」を解消するためのものです。一人で悩まず、まずはその一歩を一緒に踏み出しましょう。
「これから」の備えを整理しませんか?
終活は何から手を付けていいか迷いがちですが、全体像が見えるとやるべきことが明確になります。 安心した毎日を過ごすためのステップを、青森市での実務の流れに沿ってまとめました。
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